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アニメ音楽の分野で非常に印象深い曲を発見しました。同じアニメのオープニング(OP)曲とエンディング(ED)曲です。 ◆『My Sweet Maiden』 作詞:真崎エリカ 作曲:SHINTA-LOW・本多友紀(Arte Refact) 編曲:本多友紀(Arte Refact) 歌:Mia REGINA Mia REGINA / My Sweet Maiden Music Video - YouTube Lantis Channel (↑この曲の音楽制作会社によるYouTubeへの公式アップロード。全曲) バロック様式やロココ様式の音楽が、ロックバンド演奏によるアニメ音楽として、このような形で新作が生まれ続けている事に驚きました。 作曲者や編曲者はバッハの「トッカータとフーガ ニ短調」(J.S. Bach, Toccata und Fuge in d-Moll, BWV565)やスウェーリンクの「半音階的幻想曲」(J.P. Sweelinck, Fantasia cromatica, SwWV 258)あたりを良く勉強したのだと思います。 バッハもモーツアルトも、もしこの曲を耳にすれば、シンバルやドラムなどの打楽器をここまで積極的に取り入れた音楽に驚嘆するだろうと思います。なぜ自分達もこのような曲を作らなかったのか、くやしがると思います。 アニメ音楽にバロック様式やロココ様式が取り入れられた例を思い出してみますと、古くはアニメ『キャンディー・キャンディー』のオープニング曲『キャンディー・キャンディー』、アニメ『ベルサイユのばら』のオープニング曲『薔薇は美しく散る』とエンディング曲『愛の光と影』、アニメ『パタリロ!』のエンディング曲『美しさは罪』などがあったと思います。 『My Sweet Maiden』を頭から聴いて行ってみますと、イントロの最初の一拍目の音に付いている6つ前後の装飾音を見事に演奏しているあたり、バイオリンとビオラは或る程度上手な人が担当したようです。この、ストリングスの高音パートは、曲の最後まで気を抜かずに、キラキラした装飾を陰で加え続けます。 B♭→C→D♭→D→E♭→E→F と、低音弦楽器が、変ロ短調の主音であるB♭から半音ずつ上昇するモチーフを弾きます。ひょっとすると、歌詞にある「7つの扉」が一つずつ開く様子を表現しているのかも知れません。心がずっとまだ乙女の世界に留まっている女の人の魂に突然な高揚が起こります。 この曲全体に渡って言える事ですが、バックコーラスが素晴らしいです。バックコーラスのパートを書いた人も歌っている人も音楽を良く知っている人だと思います。 「無邪気に手を伸ばせば」から始まるAメロでのドラムが、バロックより前の、ルネサンス期の世俗音楽の要素を含んでいるようにも感じます。 Bメロに入って、「誘(いざな)うのは七つの扉」のところで B♭→A→A♭→G と、低音楽器が、今度は半音ずつ下降するモチーフを弾きます。これがこの曲の主題であると言ってしまってもいいと思います。女の人の魂が深い愛の世界へ蕩(とろ)け堕(お)ちていく様子を表現しているのだと思います。 サビの歌詞「この世界に生きるだけ罪を背負う」についてですが、これはキリスト教思想が中心となる柱のうちの一本としている「原罪」(original sin)の事を言っています。『旧約聖書』の「創世記」で、アダムとイブが悪魔にそそのかされて、神によって禁じられていた木の実を食べてしまった事に源を発しているとしています。そして、アダムとイブの子孫である我々人間もこの原罪を生まれながらにして受け継いでいるとしています。 「善悪の境界へと」から始まる2回目のAメロの伴奏は、バッハと現代バンドの夢の共演といった感じです。 2回目の間奏のチェンバロ(別名ハープシコード、クラヴサン)がたいへん美しいです。花から離れた花びらが一枚、風に吹かれて、美しく煌(きらめ)きながら舞い落ちて行くかのようです。できれば左手も弾いて欲しかったです。次にエレキ・ギターの速弾きが入ります。バロック、ロココ時代の演奏でも、ソロの即興速弾きが入ることがあったようです。「ジャジャジャ ジャン」とベートーベンの運命のテーマも聴こえて来ます。ルネサンス、バロック、ロココと来て、ここでロマン派の「疾風怒涛」(しっぷうどとう)(Sturm und Drang)の入り口もちらっと見せています。 次に大サビ(おおさび)が来ますが、短かめにして、音楽が重くなり過ぎないようにしているように見えます。 最後の歌詞「Black Out」は、この曲全体の中で最も強調して歌うべきだと思います。 最後は、バックコーラスとストリングス高音の、両者の残響でカッコよく締めくくっています。 ◆『Welcome to our diabolic paradise』 作詞:デーモン閣下 作曲:デーモン閣下, pal@pop 編曲:pal@pop 歌:Mia REGINA 曲の最初から最後まで、エレキ・ベースによるDの音の低音4つ打ち(よつうち)が入ります。オープニング曲のベースが半音ずつダイナミックに動いていたのに対して、このエンディング曲ではDの音を堅持し、最後まで一歩たりともそのポジションから動きません。アニメの音楽監督が意識してこういう対比的構成にしたのだとしたら、見事だと思います。 混沌としたカオスの中からフェードインして始まったイントロを、開始13秒くらいのところで一度仕切り直しているところがたいへん印象的です。電子ドラムの、このフィルインの叩き方も好きです。 イントロや間奏でデーモン小暮が悪魔声でナレーションを入れています。マイケル・ジャクソンの『スリラー』を思い起こさせます。 Mia REGINAによるヴォーカルは、覇気があって、非常に明るい響きで、伴奏に負けていなくて、素晴らしいです。この曲では肉食系女子風の歌い方(笑)をしています。山本リンダの『どうにもとまらない』や『狙いうち』などを思い出します。更に、伸ばした音の最後を裏声気味にしながら上げています。かなり体力を消耗しながら歌っていると思います。 「Your elements 目覚めの時 眠るとき」から現れる、キーボードによると思われる対位旋律も印象的です。 次に、ドラムのフィルインに最初と最後を挟まれる形でサビが来ます。 歌詞の2番の最初に「薔薇」(ばら)、「憂鬱」(ゆううつ)、「蹂躙」(じゅうりん)といった、たいへん画数が多い漢字を集中させているところが、遊び心があって面白いです。 曲の最後がノイズ音で終わっています。ひょっとすると、聴いている人の魂が悪魔に奪い取られて持ち去られる瞬間を描写しているのかも知れません(笑)。 ところで、この2曲を採用しているアニメの本体『sin 七つの大罪』についてですが、、、18歳未満の人には画像や動画を見る事をお勧めしません(笑)。女性も見ないでください(笑)。どちらかと言うと、成年男子達が「うおおお、すごい!やばい!」とか言いながら見るアニメです(笑)。
by pascor
| 2017-07-04 21:35
| 雑記
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