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先日、大阪府と奈良県の境にある金剛山(こんごうさん)の頂上エリアへ霧氷(むひょう)を観に行きました。 金剛山は標高1125メートルの山で、一年を通して登山客がたいへん多い山として知られています。多い日には万人単位の登山客が登るそうです。行事として毎年登る学校も近隣には多く、私、草はみも小学5年生と6年生の時に学校行事の耐寒登山で雪の季節に登りました。その時にはダイヤモンドダストに遭遇しました。強い太陽の光に氷の薄い結晶がキラキラ輝いて、それは美しかったのを覚えています。 また、冬に霧氷が美しい事でも有名です。霧氷は樹氷の一種で、冷たく零下にまで冷やされた霧の水の小さな粒が、木の枝にぶつかったショックで瞬時に凍り付き、木の枝をまるでガラスコーティングをしたかのようなキラキラの状態に飾り付ける現象です。大阪という大都市の近郊にこのような霧氷の美しい景観を観る事ができる山があるなんて、奇跡というほかないです。 古代には修験道、つまり宗教関係者のための体力、精神力訓練の行場(ぎょうば)として非常に有名な山であった名残りなのでしょうか、体力づくりのために毎日登山している人がたくさんいらっしゃるようです。会社に出勤する前に早朝暗いうちから登る人とか、会社が終わってから夜間に登る人などもたくさんいるようです。 麓(ふもと)から頂上エリアまでロープウェイが年中運行していまして、山を登る体力に自信がない人でも、季節には雪の美しい景観を楽しむ事ができます。私は今回は麓から足で登りました。 金剛山には登山口が幾つもあるのですが、今回は水越峠(みずこしとうげ)から登る事にしました。水越峠までは車で行きました。国道309号線を大阪側から東へ進み、水越トンネルの手前を右折して旧道へ入ります。 旧道の脇を水越川(みずこしがわ)が流れています。旧道に入ってからは、上流にはほとんど民家はありませんので、水質はすごくきれいです。 水越峠(みずこしとうげ)のちょうど鞍部あたりに金剛山の水越登山口があります。普段はゲートが閉まっていて、ここから先は林業関係者の車しか入れません。たまに救急車や消防車がこのゲートから緊急に山に入る事があるようですので、このゲートの前には絶対に車を駐車しないでください。徒歩の登山者のために隙間が開けられていまして、ここから山に入ります。この隙間は24時間開いています。 写真を撮るのを忘れてしまいましたが、道の反対側には大和葛城山(やまとかつらぎさん)の水越登山口があります。以前にこのブログで紹介した事があります。 雑記_大和葛城山の群生ツツジ2012 [ 2012-11-26 ] 雑記_大和葛城山の群生ツツジの艶姿 [ 2010-07-02 ] 雑記_大和葛城山へツツジを観に行きました [ 2009-06-08 ] この日の朝方、金剛山の頂上方面の天候は雪でしたので、昼頃に天候が回復したのを確認してから出かけました。ですので、午後2時頃の入山となりました。 最初はこのようななだらかな明るい林道が2km強続きます。「林道ガンドガコバ線」という名前が付いているようです。所々に登山者が休憩するためのベンチが設けられています。 林道からの山の眺めがなかなかいいです。ちなみに、奥に見えているピークは今回の目的の山頂ではありません。もっと高い所まで登ります。 林道の脇には清らかな渓流が流れています。夏には子供たちが水遊びにはしゃいでいる光景を目にします。 潰瘍性大腸炎やクローン病は子供時代に清潔過ぎる環境で育つと発症リスクが上がるとの研究結果もありまして、子供時代にこのような川で遊ぶというのは将来の健康のために重要なのかも知れません。しかし、私、草はみは子供の頃、このような川で夏にはたまに遊んでいましたが、潰瘍性大腸炎を発症してしまいました。ほかの発症要因の影響が強かったのかも知れません。 通称「ダイヤモンドトレール分岐点」という地点で左折し、橋を渡りました。ここからいよいよ登山道らしくなります。ここから金剛山の山頂まで3.0kmとの標識があります。登山口からここまでの林道の約35分は良い準備運動となります。 このような登山道を、杉林の中を縫うように登って行きます。 登山道のすぐ脇の斜面に華麗な霜柱が花を咲かせていました。長いもので4cm近くありました。思わず口の中に入れてしまいそうになるほどの透明感でした。造形の素晴らしさといい、力強さといい、霜柱の美しさは宝石細工をしのぐと思います。 手入れがきちんとされた杉林は、木漏れ日が美しく気持ちがいいです。 しばらく登りますと、残雪がちらほら見られるようになりました。気分がぐっと盛り上がってきます。 橋を渡ってから20分ほど登った所に、「パノラマ台」という通称で呼ばれている絶景ポイントがあります。奈良県御所(ごせ)市の中心部が眼下に広がります。奈良盆地の最南端のあたりです。 画面の左半分が御所市の中心部です。御所市から五条(ごじょう)市へ伸びつつある国道24号線のバイパス建設工事が進んでいました。画面左上、平地の中にこんもりと見えているのは畝傍山(うねびやま)です。画面右上奥は明日香村(あすかむら)です。 登るにつれて雪の量がだんだん増えてきました。 更に増えてきました。 このあたりでは、積もった雪が大勢の登山者の靴底によって突き固められて、まるでドライアイスの表面のような状態になっていました。かなり滑り易くなっていましたので、非常にゆっくりとしか登れませんでした。 やっと金剛山の山頂エリアに到着しました。針葉樹、広葉樹の大木が迎えてくれます。山頂エリアに鎮座する神社の一ノ鳥居が右手に立っています。それより向こうはご神域です。 「金剛山頂周辺マップ」です。山頂高原エリアには村営の宿泊施設、キャンプ場、小規模天文台、食堂などがあります。山頂エリアは大きく北エリアと南エリアに別れていまして、北エリアには聖域の雰囲気があり、南エリアにはレジャーの雰囲気があります。山頂エリアは結構広大で、南北エリア間の移動には徒歩で30分くらいかかります。 隣の山、大和葛城山(やまとかつらぎさん)の山頂高原エリアです。古代から天皇が重要な儀式を毎年執り行う場所として、木が生えていない芝地としてどうやら維持されてきたようです。 芝地の右の端にある谷は、以前にこのブログで何度も紹介しましたが、ツツジの一大天然群生地となっています。花が満開の時にはここからでも谷が真っ赤に染まって見えます。 出発地点の水越峠からここまで4.5kmです。 一対の「仁王杉」です。画面両端に立っている、太く風格がある木がそうです。推定樹齢五百年だそうです。 金剛山の山頂高原の北エリアには杉の大木が何本も生えていまして、非常に神聖な雰囲気を漂わせています。 仁王杉の上のほうです。何か「手の届かない神聖な世界」という感じがしました。神社の鎮守の森に生えた木として、つまり神が植えた木として、枝打ちなどがされずに、材木として切り倒される事なく大木となった杉には、独特な威厳があります。 ほんのり雪化粧した杉の大木です。長年の風雪に耐えながら真っ直ぐ伸びてきた風格があります。 金剛山の山頂に鎮座する葛木(かつらぎ)神社の本殿です。金剛山の標高1125メートルの最高地点は、この本殿の裏にあるのですが、残念ながら立ち入りは禁止されています。 「頂上名所跡(めいしょせき)案内図」です。山頂エリアの北エリアが強調されて描かれています。「⇒N」とあり、方角が示されていますが、この矢印の向きはちょっと修正が必要な気がします。この略図ならば真上くらいが北です。山で方角を勘違いすると遭難の可能性が非常に高まりますので、注意が必要です。 ところで、案内図の前に立ちますと、まずトイレの表記を探して、場所をきっちり記憶に刻む作業をしている自分に気が付きます(笑)。 神社から国見城址(くにみじょうあと)広場へ下る坂です。実は、道が凍結する季節には、神社前の坂が一番の難所だったりします。結構な急坂です。もしアイゼンを忘れて来た人は、矢印の細い裏道に回ってください。 推測ですが、御神木(ごしんぼく)に悪い影響があってはいけないので、凍結防止剤を撒く事ができないのだと思います。 売店前広場へやって来ました。澄んだ空に映える真っ白な霧氷が目に飛び込んで来ました。陽光がビンビン射していましたが、霧氷は融けずに残ってくれていました。 国見城址(くにみじょうあと)広場で小さな雪だるま君が出迎えてくれました。 雪だるま:「登頂ご苦労さん。ほら、霧氷が今の時間までちょっと残ってるで。きらめいて綺麗やで。」 霧氷は午前中に溶けてしまう事が多いようです。 気温はマイナス1℃でした。 この記事は 『雑記_金剛山の頂上へ霧氷を観に登りました_後編』 [2014-04-22] へと続きます。
by pascor
| 2014-04-17 23:40
| 雑記
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