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ゴム部品を多少交換してもらった程度で先日無事車検を通りました。ということで、これからの2年を無事走ってもらうために、昨日、車の保守整備をしました。 まずは、昼過ぎ、気温が上がって湿度が低いうちにエンジンの点火系電装の手入れをしました。湿度の高い時に整備をすると結露のために不調になる事があるからです。 点火プラグをエンジンから外したところです。ダブル白金プラグとはいえ、10万kmも走ると結構消耗していました。しかし、燃費に悪化の兆候はありませんので、そのまま使い続ける事にしました。電極の間隙が少し広がり気味でしたので、曲げた指のような部分を慎重に少しだけ曲げ足しました。電極の焼け具合は、くすぶってカーボンびっちりでもなく、真っ白に焼けすぎているのでもなく、ちょうどいい感じでした。各気筒、そこそこ均等に焼けていました。点火プラグの状態をみることで或る程度エンジンの調子が判ります。東洋医学の診察で舌の状態を観察するのと同じような事です。好調なようです。 丈夫さには定評があるエンジンですので、10万km近く走っていますが絶好調です。7200回転/分のリミットまで全く苦しがらずに軽々と回ってくれます。トルクも低回転からモリモリと湧いてくれます。燃費も年々伸びてきていまして、おそらく、ピストンのピストンリングが丁度いい具合に磨耗してきて、摩擦損失が減ってきたのだと思います。いわゆる、機械用語で「あたりが付いてきた」というやつです。 上の画像は赤いプラグコードを抜いてデストリビューターキャップをはずしたところです。エンジン内部で点火のための電気火花を飛ばす高電圧を各気筒に配分するための装置です。デストリビューターキャップ内面の炭素製電極には高圧放電を繰り返した事によって生じた窒化炭素か何かが付着していました。これは放電のエネルギーを弱めてしまう可能性がありますので、精密マイナスドライバーの先で堆積物だけを慎重に削り落としました。 次に、エンジンオイルを交換しました。一応、100%化学合成の高級品をいつも入れてやっています。エンジンの下にもぐってオイル排出プラグを抜いて、古いオイルを市販の廃棄パックに受けました。新品時のオイルは蜂蜜のような澄んだ色でしたが、6000kmも走るとウスターソース(笑)のような色になっていました。古いオイルが抜けたら、忘れずに排出プラグ栓を締めます。これを忘れる人が結構多いそうです。上から入れた新オイルが全部流れ出てしまって無駄になってしまいます。しかも、失なったオイルをあらたに買いに行くにも車は使えません(笑)ので、二重にみじめです。冬場はエンジンをかけてからオイルが温もるまでに時間がかかりますので、オイルはすこし少なめに入れました。オイルレベルゲージのLラインの1cm程上まで入れました。夏が近付いたらHライン近くまで足す予定です。 次に、エンジン冷却水の交換です。車のアゴの下あたりにある排出栓を抜いて古い冷却水を抜きます。整備作業を始めた昼頃には晴れていたのですが、徐々に雲行きが怪しくなり、ついには雨がぱらつき始めました。点火系を清掃している時に降らなくて良かったです。上の画像は抜き取った冷却水です。溶けてしまったメロンかき氷のような色(笑)です。古い冷却水は世話になっている自動車整備場まで持って行って処分してもらいます。抜き終わったら、購入しておいた濃縮タイプの不凍液を、濃度を計算して量をはかって注入します。冷却水には寒さで凍ったりしないようにポリエチレングリコールという化学物質が添加されていまして、この濃度が薄すぎると、駐車中に寒さに襲われたりした時に凍ってしまい、エンジンが破損する事があります。 実は、クローン病の治療薬として海外では認可されているcertolizumab pegol(商品名:CIMZIA)は、抗TNF-alpha抗体分子にポリエチレングリコール分子を結合したものです。体内での残留時間を長くするために結合させてあるそうです。炎症性腸疾患の治療薬と自動車が同じ化学物質を共有しているとは、面白いです。 ポリエチレングリコールの濃度は、大阪では30%台にしておけば凍ることはないのですが、このエンジンはなぜか40%台にしてやると調子がいいので、今回も四十数%に調整しました。推測ですが、多少濃くする事によってエンジン中心部の高温部位での気泡の発生が抑えられるのかも知れません。 次に、エアフローメーター(air-flow-meter)のホットワイヤーを洗浄しました。エアフローメーターはエンジンが吸入している空気の量を計測する部分です。エンジンを制御しているコンピュータは計測した空気吸入量をもとに噴射するガソリンの量を計算します。このエアフローメーターはコイル状の細い電熱線でもって計測するタイプです。これが汚れていると正確な計測が出来なくなり、燃費の悪化などを招きます。最近はガソリンも少し安くなったとはいえ、燃費がいい事に越した事はありません。上の画像は、エンジンのエアフィルターの収まっているボックスを開けて奥にあるエアフローメーターを覗き込んだ画像です。矢印の先にある小さなほうの穴が検出部です。専用の洗浄剤を吹き付けて洗浄しました。 次に、ウインドウォッシャー液、つまりフロントガラスに噴射するための洗浄液を、アルコール濃度の薄いものから濃いものへ入れ替えました。以前、奈良県を走っている時に、降って来たみぞれがフロントガラスの上でどんどん凍り付き始め、ワイパーで取り除けなくなって視界が無くなるという現象を経験しました。このような時には濃いウインドウォッシャー液をこまめに噴射して凍り付きを融かしながら走る必要があります。上の画像はウインドウォッシャー液の原液をタンクに注入しているところです。 次に、バッテリーの液の補充をしました。この作業を始める頃にはすっかり日が暮れて真っ暗になっていましたが、実はこの作業にはそのほうが好都合です。バッテリーの補充栓を開ける前に、バッテリーの上面を丁寧に拭いて細かい砂まで完璧に落としておくとバッテリーが長持ちするそうです。そのおかげか、今のバッテリーは2002年10月から今まで6年間ももっています。鉛の相場が上がって自動車用バッテリーの値段が上がっている昨今、助かります。バッテリーに減った水を補充する時に内部に砂がちょっとでも入ると、ケイ素や鉄などの物質が中に混入する事になり、バッテリーの能力を劣化させる可能性が有るかも知れないそうです。ちなみに、水道水ではダメで、必ず専用の純水を補充します。ミネラル成分がちょっとでも溶けていると能力を劣化させるそうです。希硫酸電解液をそこら辺に垂らしたりしないように気を付けながら慎重に栓を外して、暗い中、懐中電灯でバッテリーを照らしながら純水をレベルの上側の線まで補充しました。懐中電灯で照らすことで液面がどこにあるかが判りやすくなります。昼間にこの作業すると液面の位置が判らずに、入れすぎてしまう事があります。入れ過ぎると厄介です。希硫酸の充填液を抜くことは基本的にシロウトでは出来ません。 全ての作業を終えたら試運転です。近所を10km程走りましたが、整備前より明らかに調子がいいです。アクセルを少し踏むだけであっという間に思った以上のスピードになってしまいます。いつもは4速ではアクセルを踏み込んでもなかなか加速しない長い上り坂を、余裕で加速しながら登ってくれました。エンジンが充分にぬくもってから5000回転/分ほどまでふかしてみましたが、明らかに音が静かになっていました。冷たい雨がショボ降る中、半日かけて作業した甲斐がありました。ご機嫌な気分で駐車場にとめて、栓から液体が漏れていないかを今一度確認して、整備内容をノートに記録して、ボンネットを軽くポンとたたいてから帰宅しました。 国内外で優秀な車と評価されているこの車には、まだまだかんばって欲しいと思います。
by pascor
| 2008-12-01 21:52
| 雑記
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Comments(5)
なんという車ですか??
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ロレック
at 2008-12-02 18:55
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草はみさんは車にも詳しいんですね、スゴイですっ!
全部独学で覚えられたんですか?
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草はみ
at 2008-12-03 00:03
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pantsさん
>なんという車ですか?? 国産のセダンです。 この車種のこの色は、もう数年以上路上で見かけませんから、車種を公開してしまうと個人が特定されてしまう可能性がありますので、ご勘弁を。 (^^ゞ pantsさんの「ライオンくんガオー」を拝見させていただきましたが、左のリアタイヤだけが磨耗していたというのは、ちょっと何か不具合の可能性もあります。フロントタイヤの片方だけが磨耗が早いというのは運転の癖などでそうなってしまう場合があるのですが、リアはそれは無いような気がします。
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草はみ
at 2008-12-03 00:32
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ロレックさん
>全部独学で覚えられたんですか? 全部独学です。図書館などにある「車のメカがわかる本」といったものを読んで独学しました。 >草はみさんは車にも詳しいんですね でも、僕の少年時代は、近所のオッチャン達は皆車には或る程度詳しかったです。昔は故障が多かったですから、或る程度自分で対処できないと大変だったみたいです。エンジンのベルトが切れたので、女の人にパンストを脱いでもらって(笑)、それをベルトの代用として、近くの整備工場までとにかく走らせたというような、本当なのかというような話も聞いた事があります。 また、昔の車はエンジンをかけるのにかなりのコツが必要だったような車種も多くて、オーナーしかそれを知らなくて、「この車のキャブレターの構造を知っていないとスタート出来へんねん。まあ、盗める奴はおらへんやろな」と豪語している人もいました。 医学も、解剖図や組織図を理解して仕組みを知っていないと対処できないというところが同じかもしれません。 車とか、ワインとか、諸外国語を勉強して記事を読めるようになりたいなと思うようなものに興味を持つようにしています。
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草はみ
at 2008-12-03 21:28
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pantsさん
ブログをよく読ませていただきましたら、左のリアタイヤの減りが早かったのは、タイヤローテーションする前にフロントタイヤとして転がっていた時に左だけが減りが早かったからということに気が付きました。不具合ではないかも知れません。すみませんでした。 「ライオン君ガオー」のライバル社のハイドロニューマチックサスペンションを採用している車種では、不具合により左右の車高が違うということが良く起こるのですが、それと混同していました。
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