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腸管寄生虫がクローン病や潰瘍性大腸炎を初め、様々な疾患を改善する可能性があり、研究や治験が進められている事を、このブログで以前から紹介して来ましたが、NHKの科学系テレビ番組『サイエンスZERO』が最新情報を放送するようです。 【番組公式サイト】 サイエンスZERO「寄生生物が世界を変える!」 - NHK (予告動画あり) http://www4.nhk.or.jp/zero/x/2018-06-24/31/3507/2136681/ 予告動画にUSAのTufts大学のJoel V. Weinstock教授が出ていましたので、豚鞭虫(ぶたべんちゅう)による炎症性腸疾患の治療研究に関しても番組で取り上げられるのだと思います。 放送されましたら、私の感想をこの記事の続きに書き足したいと思います。
by pascor
| 2018-06-24 00:34
| 両疾患共通
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Comments(10)
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at 2018-09-27 23:24
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ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
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dialogues
at 2018-10-01 17:39
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草はみさん、皆さま、ご存じでしたか?
2018.2.14 潰瘍性大腸炎に対する生薬青黛使用歴のある患者の有害事象に関する多施設実態調査~ というのが現在行われているようです。 慶応大学の金井先生が中心になって全国の病院で調査され、報告されているようです。 肺動脈性肺高血圧性、腸重積症、静脈確化性腸炎、肝機能障害などの副作用をあげています。 効果のある生薬なので、副作用が明かになって、服用量や、服用方法がわかってくると安心して使えますね。 また、青黛がなぜ潰瘍性大腸炎を抑えるのか、機序が明らかにされ、安全な薬が開発されることを真に願います。
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Nob
at 2018-10-01 19:22
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青黛のおかげで何年も症状が出ていません!
草はみさんのおかげです。 ありがとうございましたm(__)m
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草はみ
at 2018-10-04 23:13
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匿名さん
>止めてどれくらいもつのか? 患者それぞれだと思います。大げさに言えば、3日で再燃する患者もいれば、もう生涯再燃することがない患者もいると思います。 患者として再燃しないように気を付ける事は大切ですが、「再燃恐怖症」のレベルにまで極端にならないように注意する必要があると思います。皆、再燃は何度か経験します。人生において、つらいインフルエンザはやはり何度か経験する事になりますし、大きな台風には何度か直撃されます。 大切な事は、再燃しても、軽症なうちにすぐに寛解に持っていけるようになっておく事だと思います。つまり被害の軽減です。 >注腸なら副作用は少ないのではないか? その可能性は当然予測され得ます。 今までで分かっている範囲では、どうやら、青黛が腸を強く冷やす事によって起こる大腸壁のむくみや炎症は、肛門から大腸を奥にさかのぼるに連れて、つまり 左側結腸<横行結腸<右側結腸 の順で症状が強くなっていく傾向があるように見えます。青黛は右側結腸や横行結腸にはあまり届かない可能性が高いので、理論的には注腸のほうが大腸壁のむくみという副作用を起こしにくい可能性があると思います。 >左側全域に届くのか? 個人の腸の能力にもよると思いますし、その時の腸の状態にもよると思います。腸は内容物を基本的には逆流させることなく先へ送るようにしているのだと思いますが、人によっては腸管運動の器用さが少し足りずに、少し逆流させてしまっている場合もあると思います。そのような人においては、注腸液が奥まで届きやすい可能性があるかも知れません。また、腸が多少ぐったりしている状態の時にも、届きやすい可能性があるかも知れません。 大腸壁がむくむと大腸壁がボテッと厚くなるわけですが、場合によっては腸重積(ちょうじゅうせき)という重大な症状の原因となる事があります。大腸の冷えによるむくみに対して何も対処せずに様子をみるという方針はおすすめできないです。 >アザチオプリン アザチオプリン、6メルカプトプリンなどの「チオプリン系免疫抑制剤」に関しましては、効くか効かないか効き過ぎるか、効果が長期間続くか続かないか、副作用が出るか出ないかなどにつきましては、個人差がたいへん大きいようです。 (次のコメントへまたぐ)
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草はみ
at 2018-10-04 23:13
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チオプリン系免疫抑制剤は、効果がみられるまでに、早い場合には1週間という事もあるようですが、遅い場合には3か月くらいかかる事もあるようです。ですので、その前提で治療スケジュールを立てる必要があります。
チオプリン系免疫抑制剤に関しましては、服用を始めてから2か月間は、特に最初の1か月間は副作用が出ているかいないかを注意して観察するという方針が一般的です。ですので、重要な用事がその期間にあって、全く通院できないなどの事情がある場合は、服用開始の延期も考える必要があります。 チオプリン系免疫抑制剤が遺伝的に強く効き過ぎてしまう体質の人がいる事が知られています。東洋人に特に多いとされています。強く効き過ぎると重度の白血球減少症、全身脱毛症、重篤な感染症などの副作用が起こりやすくなります。血液検査で「NUDT15遺伝子多型」というものを検査すれば、自分がそのような遺伝体質であるかどうかを知ることができますので、できれば服用前に検査してもらったほうがいいと思います。 >維持力 チオプリン系免疫抑制剤は、潰瘍性大腸炎においては、基本的に、ステロイド剤の使用から離脱するために投与されるのですが、服用によってステロイド剤の使用量をゼロにできて、その後も年単位で寛解を維持する事ができる患者は、ざっとした個人的認識ですが、服用者全体の3分の1くらいではないかと思います。 青黛は生薬(しょうやく)として体質を冷えの方向へ強く持って行く性質を持っていますが、現代医学界は東洋医学が言う「冷え証」の怖さを過小評価し過ぎていると思います。青黛の服用によって内臓が強い冷え症の状態になれば、肺動脈性肺高血圧、腸重積などの重大な副作用の原因となる可能性が出て来ると思います。古代から東洋医学の医師が患者の体質の観察にいかに長い時間を消費してきたか、また生薬の単独使用は基本的には用いずに、複数の性質が違う生薬を組み合わせた、いわゆる「漢方処方」を治療の中心になぜ持ってきたかという事を考える必要があると思います。冷え症への対処なしに青黛を内服する事は「あってはならない」と認識すべきかも知れません。
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草はみ
at 2018-10-04 23:15
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dialoguesさん
>ご存じでしたか? はい、知っていました。 正確な情報が集まって、安全で有効な服用方法が確立されればと思います。
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草はみ
at 2018-10-04 23:15
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Nobさん
このブログがNobさんのお役に立ってうれしいです。 (^^)
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dialogues
at 2018-10-06 11:43
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草はみさん
私の状況、知りたいことに対するたくさんのお言葉をいただきまして、心より感謝します。 2年間服用してきた漢方を止めて2週間、腸のむくみが引いていっているのがわかります。この間、次の手はあるのか?まさに再燃恐怖症状態でした。「いつかわからないけど、それは、きっと来るー」「その時どうする?」精神的にパニックになりました。 注腸についてのアドバイスをいただき、少し見通しが持てて、精神的に落ち着きました。また、寛かい維持のため、アサコール少量飲み始めました。 少ない副作用で効果を得るという意味では、漢方の注腸をやってくれる病院がどこかにあったら…とつくづく思うところです。 私は自分が冷え体質だとわかっていましたので、食事には大変気を使いましたし、黒ニンニクや乾燥ショウガを毎日食べ、温かい飲み物をとり、適度な運動をし、体を冷やさないように気を付けてきましたが、まだまだ及びませんでした。今後も体質改善に務め、その時に備えます。もっとやれることがあるのですかね? 自分の体を知り、草はみさんが以前言われていたように、探りながらいきたいと思います。
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草はみさんへ
at 2018-10-26 21:48
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8年漢方を飲んでいます。もともと冷え性ですが最近尋常ではない冷えを感じています。
漢方の影響なのだと思います。改善策としては高温の温泉に行くなり自己対策はしてきましたが…。 最近また症状が出ており不安です。 量も自己流の為なんだかわからない状態です。 注腸に変えてみようかなんて思ったりしたり… 暗中模索です(?_?)
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草はみ
at 2018-10-30 23:22
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>最近尋常ではない冷えを感じています
東洋医学では、強い冷えは重大な疾患を引き起こす可能性があるとされています。 >改善策としては高温の温泉に行くなり 江戸時代の医学者、貝原益軒の著作『養生訓』の第五巻には、 入浴について、 ◆熱めの湯に入浴すると害がある。のぼせて、気が減る。こころよい温度を自らさぐって入浴するべし。 温泉湯治について、 ◆温泉での湯治によって良くなる病気、悪くなる病気、特に変わらない病気がある。 ◆打ち身、皮膚病、いくさなどで負った大きな切り傷などには良く効く。 ◆脳卒中の後遺症、筋肉の引きつり、手足のしびれなどには効く。 ◆身体の内部に関する病気にはふさわしくない。ただし、うつ、食欲不振、気血不順など、冷えて体力がない事が原因の病気には効く事がある。 ◆体に熱がたまり、汗が多く、体力がとぼしい患者は、湯治をしてはならない。ほかの病気も合併して死んだ人も過去に多い。「湯治は一切の病気に効く」は大いなる誤りである。 ◆体力がある状態の患者も、1日に3度以上入浴してはならない。体力がない患者は1日に2度までにしておくべし。 ◆大汗を出すような入浴は良くない。 ◆毎日軽く入浴して、すぐに上がるべし。日数は1週間または2週間ほどにするべし。 というような内容が書かれていまして、参考としてもいいかも知れません。 さらに、高温の浴槽で有名な草津温泉での47度3分間入浴で、「お血」(おけつ)が強くなる、つまり毛細血管の血液の流れが逆に悪化したという、現代の研究結果もあるようです。 冷え症に関しましては、自分で対処が無理ならば、やはり漢方医の助けを借りる必要があると思います。 >量も自己流の為なんだかわからない状態です。 服用量につきましては、安定した状態の寛解に入ったならば、少しずつ服用量を減らすというような方針になっていくと予想されますが、実際に患者に使った経験がある漢方医や東洋医学に詳しい内科医が集まって意見を出し合い、早く方針を出して欲しいと思っています。 >注腸に変えてみようかなんて思ったりしたり… 注腸のほうが副作用が少ないのではないかという予測は立つ事は立ちますが、早く臨床試験が行われて、信頼できるデータが出ればと思います。
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