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8月の下旬に、和歌山市の片男波(かたおなみ)ビーチへ、今年3回目の遠泳をしに行きました。 例年は8月の下旬にこのビーチへ泳ぎに行く事はないのですが、今年はこの時期にもかかわらずクラゲが少ないという情報を得まして、行ってみました。 空は文句のない快晴でした。 しかしビーチにはほとんど人がいませんでした。プールは、手に入れたチケットを余らせるともったいないので、シーズン最後は多少混みますが、ここは無料で泳げるビーチですので、そういう混雑はありません。混んでいても泳ぎにくくて困るのですが、少な過ぎても、それはそれで泳いでいて寂しいです(笑)。 ちなみに、車で行った場合、駐車料金は1台1000円です。 この日は、沖のほうの海の煌(きらめ)きが綺麗でした。なぜ沖が煌いていたかといいますと、台風の影響で風がきつかったため、波の頂点が吹き飛ばされて白波になっていたからです。風は北から南へ吹いていまして、砂浜に立っていると、吹かれて飛ばされて来た砂粒が肌に当たって少々痛かったくらい強かったです。 ビーチの裏にある干潟です。この時は満潮でした。強い風で海水が掻き回され、海底の細かい砂が巻き上げられて、所々で濁っていました。 沖のほうを望遠で撮ってみました。小さな波なのにもかかわらず、波頭が風で吹き飛ばされて白くなっています。 向こう岸に写っている大きな建物は、和歌山医科大学の付属病院です。 ビーチの背後にある緑地帯にサルスベリが咲いていました。 真夏の快晴の日の陽光の元でこそ美しい色を見せてくれる花の一つです。鮮やかなショッキングピンクと快晴のスカイブルーの対比が目にたいへん美しかったです。 アップで撮ってみました。真夏のカンカン照りに炒られてもそう簡単には萎(しお)れない強い花です。 臭いなど、海水の質はいつも通り非常にきれいでしたが、濁りはいつもよりも強めでした。 海水浴場の南側にもこのように砂浜が続いています。遊泳は禁止となっています。どうやら、ここで濁った海水が大量に発生して、海流によって遊泳区域へ流れて来ているようでした。 遊泳区域には外部から搬入された少し粗目の快適な砂が入れられていますが、整備されていないこのビーチの外れはどうやら川に運ばれて来た天然の砂のままのようです。波に揉まれたりするとミクロに砕けて、簡単には沈殿しない濁りの元となるようです。 海底の砂が巻き上げられている所を望遠で撮ってみました。波が打ち寄せるたびに、このように濁りの元が発生していました。 この場所だけでも遊泳場と同じ砂を入れれば、遊泳区域の海水の濁りをかなり抑える事ができるのではないかと思います。水質だけでなく、透明度でも有名な海水浴場になると思います。 着替えて、片男波海水浴場の南ビーチを泳ぎ始めました。ビーチの南突堤から中央突堤まで、海岸線に沿って片道約600メートル、往復約1.2キロメートルです。 刺す種類のクラゲはほとんどおらず、7月の上旬と同じくらいの頻度でした。 まずは北へ向かって泳ぐ事になるのですが、この日は北から南へ強い風が吹いていましたので、この向かい風に吹き戻されて一向に前へ進めませんでした。また、海の表面20センチメートルくらいの海水だけが風に押されて、北から南へそこそこのスピードで流れていまして、これにも体が押し戻されました。 いつもより時間がかかって、やっとの事で折り返し地点に到着しました。ターンして、今度は追い風に押されて600メートル泳ぐ事になります。順風なので逆風の時とは反対にすごく楽かと言えば、必ずしもそうではなく、海の表面20センチメートルくらいの海水だけが風に動かされているという現象があるため、まるで海水が体にまとわりつくようで、足が体を引っ張り、泳ぎにくかったです。スピードも思ったより出ませんでした。 体力をかなり消耗してやっとの事で1往復して、砂浜に上がって、1時間ほど休憩して、また苦労して1往復して、この日はこれで終わりにしました。合計2往復、2.4キロメートルでした。 海から上がって、服を着て、カメラを手に海岸を散歩しました。 夕方近くなった太陽が海面をギラギラと照らしていました。 ビーチバレーのネットの向こうに見えているのは和歌山市の浪早崎(なみはやざき)、その向こうに薄く見えているのは兵庫県の淡路島(あわじしま)、その左に更に薄く低く見えているのは徳島県です。 8月も最後となると、日が暮れるのも早いです。東の空はもう暗くなっていて、月の光が目立つようになって来ました。 夕日は、あっという間に西に沈んでしまいました。 空が本格的に暗くなって来ると、章魚厨子山(たこずしやま)の麓(ふもと)に、旅館の落ち着きある灯(あかり)が浮かび始めました。 完全に夜の帳(とばり)が落ちて、星達が瞬(まばた)き始めました。車が一台もいなくなったビーチの駐車場の直線を、ナトリウム灯のD線がシャープに照らしていました。 若者達も帰ってしまい、誰もいなくなった東屋(あずまや)の向こうに、和歌山マリーナシティの鮮やかな灯(あかり)が浮かんでいました。 今シーズンの海での遠泳はこれが最後です。闇の中から耳に届く波の音に別れを告げて、ビーチをあとにしました。
by pascor
| 2017-11-10 00:05
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