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7月の下旬に、和歌山市の片男波(かたおなみ)ビーチへ、今年2回目の遠泳をしに行きました。 今年1回目の時と同様、この日も非常に天気が良かったです。インターネットで気象データをいつも見ていますと、和歌山県の海岸地域はどうやら、関西地方でも日照時間が長い、つまり雲が太陽をあまり隠さない地域のようです。和歌山県の海岸地域の名産と言えば温州ミカンなどの柑橘類ですが、長い日照時間と爽やかな西風が美味しさに関係しているのだと思います。 ビーチの裏にある広大な干潟(ひがた)です。この時はほぼ満潮でした。海底に見える四角い模様は、アサリをアカエイの食害から守るためのネットだそうです。 岸の近くの水面に波紋が生じているのを見付けました。どうやら、60cmくらいある魚が4匹ほどいるようです。 画像を拡大して、コントラストなど、色々デジタル処理をしてみますと、魚の姿がはっきりと浮かび上がりました。多分スズキです。網の上はスズキにとって安全地帯なのかも知れません。 ビーチに付属する公園では、今年もハマボウがきれいに咲いていました。 ハマボウの花びらは、和服の高級生地である縮緬(ちりめん)に質感が似ています。 全長500mほどある片男波海水浴場の南ビーチを横から撮ったところです。 いつものように、水深2mくらいのところを海岸線に沿って泳ぎ始めました。水質はいつものように良好でした。透明度は、この日はいつもより少し良くて、3mくらい先まで見えました。 水温はおおむねちょうど良かったですが、満潮の時はいつも部分的にちょっと冷たい海域があります。しかし冷たいと言っても、28度くらいはあったと思います。競泳の国際公式プールの水よりは温かかったです。温かい海域は多分31度くらいありました。 刺す種類のクラゲは数匹しか見かけませんでした。 南ビーチは往復が約1.2kmです。これを途中上陸なしで3往復、合計約3.6km泳いだところでこの日は終わりにしました。少なくとも4往復、できれば5往復を泳ぐつもりでしたが、体力が続きませんでした。この日は朝に珍しくカレーライスを食べたのですが、それがいけなかったように感じました。 海から上がって、昼間の太陽の遠赤外線をタップリ吸収したコンクリートの上に寝転び、1時間ほど体を焼きました。 水を浴びて、服を着て、カメラを片手にビーチを散歩しました。 海を挟んで片男波ビーチの南にあるリゾートパーク、「和歌山マリーナシティ」が夕日に浮かんでいました。 夕日が章魚頭姿山(たこずしやま)へと沈んで行きます。堤防の上で遊んでいた青年達や少年達がシルエットとなって写っています。 夕日に照らされた波打ち際です。波と砂が奏でる「シュワー」という音が心に染みます。 砂の上には子供達が楽しく遊んだ可愛い跡が残っていました。 優しい浜風が、砂浜脇の花壇に咲いていたコスモスの細くしなやかな茎をゆっくり揺らしていました。 夕日に照らされて、昼間とはまた違う艶やかな色に光っていました。
by pascor
| 2017-09-19 23:30
| 雑記
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