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2015年の10月末に、岩湧山の頂上へ、ススキ原を観に行きました。 岩湧山(いわきさん)は大阪府の南部、河内長野市(かわちながのし)にある、標高897.7メートルの山です。頂上からの眺めが素晴らしく、ハイキング登山の山として人気があります。 今回は、幾本かある登山道のうち、最も整備された登山道を登る事にしました。公園「岩湧の森」から山頂へ向かうコースです。この公園は公営の森林公園で、入場は無料です。キャンプ場もあります。駐車場は有料の所と無料の所があります。 公園の中心部の地図です。 ◆周辺・散策ルート案内|河内長野市 岩湧の森 「四季彩館」 花としては、シュウカイドウやシャクナゲが有名です。 キャンプ場にトイレがあります。 キャンプ場からちょっと登った所にある「四季彩館」です。この「岩湧の森」の総合案内所のような施設です。登山道の通行止め情報や、イノシシ、サル目撃情報などが掲示されていますので、開館していれば必ず確認してから登山道へ入るようにしてください。 四季彩館のデッキからの展望です。上空は青空だったのですが、大阪平野は白く煙ってほとんど見えませんでした。稲の収穫が終わって、稲藁を田んぼで焼いているのを道中たくさん目撃しましたので、その煙の影響かも知れません。 四季彩館のすぐ横にもトイレがあります。ここから先は、岩湧山の頂上尾根までトイレはありません。 また少し登った所に岩湧寺(いわわきじ)があります。山の名前は「いわきさん」ですが、この寺の名前は「いわわきじ」と、「わ」が2つ入ります。 修験道の開祖であるとされる役行者(えんのぎょうじゃ)が、大宝年間(701年~703年)頃に開いたと伝承されている山岳寺院で、かつては山伏達の修行の場として栄えたそうです。 「岩湧」という名称は、切り立った険しい岩がまるで地面から湧くが如くに屹立(きつりつ)しているところから名づけられたそうです。確かに、この寺の北西1km程の所に、「タツガ岩」という名称の、それらしき岩場があります。 そのほかにも、修行の場らしいものと言えば、公園内に小さな滝が幾つかあります。 寺の境内は杉の巨木に囲まれています。樹齢は400年程だそうです。正面参道はこの巨木の間を通っていて、まるで古代エジプト神殿の巨大列柱をくぐっているかのようです。 杉の巨木の上のほうです。 岩湧寺から少し行った所に岩湧山の登山口の一つがあります。今回はここから山に入ります。見えていますように、数段登った所に早くも分かれ道があります。山頂まで、左は距離は長いが傾斜が緩い登山道、右は距離は短いが傾斜が急な登山道です。さあ、皆さんはどちらを選びますか?(笑)。私は今回は左の緩い道を選択しました。 展望デッキが見えてきました。ここで一休みです。 展望デッキからの眺めです。 望遠をかけてみたところです。河内長野市と富田林市(とんだばやしし)の市街地です。かなり白く煙っています。右上にPLの塔が薄っすら見えています。 展望デッキのすぐそばに湧き水があります。冷たくておいしかったです。 またしばらく登って、標高が高くなってくると、生えている樹木の種類が変わってきます。 頂上高原エリアの東の端までやって来ました。ここにトイレがあります。雷や吹雪などの天候の急変時に避難所としても利用できそうです。また、林道(一般車通行不可)がここまで来ていますので、万が一の時も安心です。 さあ、ここから上は頂上高原エリアです。今年もみごとなススキ原が姿を見せてくれるでしょうか。ここは山頂のすぐ東側で、この時間は影になっていました。 ススキの穂はちょうどよい3分咲きといったところでしょうか。軽い風に吹かれて、なんとも素晴らしい曲線をしならせていました。 夕日が当たる所まで来ました。南にカメラを向けて撮った写真です。遥か向こうにちょっとだけ見えている山の頂は南葛城山(みなみかつらぎさん)です。 太陽が沈む西へカメラを向けて、逆光で撮りました。高原の壮大な夕日に照らされて、黄金色に眩(まぶ)しく輝くススキの穂です。奇跡のような美しさでした。 山頂へと、稜線を西へ向かいます。山頂にはちょっとした広場があります。 だいぶん綿毛が開いた株もありました。風が結構ありましたが、風に飛ばされて種が旅立つ様子はまだありませんでした。 山頂へ来ました。二等三角点があります。標高は897.7メートルです。 三角点のそばに立てられている、「ダイヤモンンドトレール」の案内板です。峰々を縦走するように登山道が整備されています。 岩湧山山頂から、北向きに、大阪平野を眺めたところです。やはり煙っていて、はっきりとは見えませんでした。 山頂から、夕日に向かって、西側を眺めたところです。そこには、金色(こんじき)に輝く大ススキ原が広がっていました。 和風建築の茅葺(かやぶき)屋根を葺(ふ)く茅(かや)の栽培のために、ふもとの住民が山焼きなどを毎年行って昔から管理がされてきた茅場(かやば)です。約8ヘクタールあるそうです。ここで採れる茅、別の漢字で萱(かや)、つまりススキの枯れた茎は、背丈が高く、真っ直ぐで、材質も良い事から、日本全国の国宝や重要文化財などの修復に欠かせないそうです。美しいだけでなく、貴重な日本文化を守ってもいる、特別なススキ原です。 ◆市指定文化財 岩湧山のカヤ場 私のほかにも、この情景を写真におさめようと登って来た人が4、5人いました。 尾根筋が進む先にある鉄骨は、荷物運搬用の索道(ロープウエイ)の終点設備です。この茅場で収穫した茅を、昔は索道でふもとまで運んでいたそうなのですが、今は、先ほどのトイレまで延びて来ていた林道(一般車通行不可)で運んでいるそうで、この索道はすでに廃線になっているそうです。現役よりは廃線のほうがススキには似合います。 強めの風が尾根筋を渡るたびに、ススキの穂が一斉に、うねるように靡(なび)いて、まるで山の尾根全体が生きているかのようでした。 尾根を降りて行ってみました。アニメ『風の谷のナウシカ』のあの音楽、「ラン ランララ ランランラン ラン ランラララーン・・・」が頭の中で思わず流れました(笑)。 そうしているうちに、あたりが暗くなってきました。ススキ原の夢のような金色の姿はあっという間に消え去りました。夕日は山の稜線へ沈もうとしています。 振り返ると、月が、もうだいぶん高くまで昇っていました。 夕日が山の稜線にかかってから完全に沈むまでを、じっと眺めました。 北方向に、河内長野市の夜景が現れ始めました。三脚を持っていませんでしたので、写真が少しブレています。そこらに生えている雑木や竹を三本集めて即席の三脚を作る方法もありましたが、ノコギリを忘れてしまいました。ノコギリがなくても、努力すれば集められましたが、集めませんでした(笑)。やはり空気が白く煙っています。 少し時間が経って、あたりは闇のような暗さとなりましたが、残念ながら、煙の影響で夜景は狭い範囲しか見えませんでした。しかも煙でボヤけていました。遥か六甲山(ろっこうさん)や淡路島まで見渡せ、夜景が美しい事で知られているこの山頂なのですが、また機会があれば、絶景を撮影して皆さんに紹介したいと思います。 暗闇の登山道を、懐中電灯をたよりに、ふもとまで下りました。 時間をかけて慎重に登山道を下って、やっと車道まで来た時のホッとする安心感には、何とも言えないものがあります。山頂から約2時間かかりました。登りより余計に時間がかかりました。 春にまたこの岩湧山に登りたいと思っています。
by pascor
| 2016-01-07 23:42
| 雑記
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Comments(2)
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アナログ
at 2016-01-08 00:08
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草はみさん、まさにナウシカの世界そのものですね‼ いや~、スゴイです‼宮崎アニメは大好きでしたが、もののけ姫までです。それ以降は私にはまったくチンプンカンプンになりました。(^o^;)
ところで、仮設掲示板20はまだ書き込んでも良いのでしょうか?
Commented
by
草はみ
at 2016-01-09 22:09
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>仮設掲示板20はまだ書き込んでも良いのでしょうか?
新しい掲示板を立てましたので、是非そちらへお願いします。 【仮設掲示板 その21】 http://ibdhotnews.exblog.jp/22115920/
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