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少し前の話ですが、自動車の「タコメーター」、つまり「エンジン回転数計」が暴走をするようになってしまいました。 エンジンをかけても、アクセルを踏んでエンジンの回転数を上げてもタコメーターの指示針がじっとゼロを指したまま沈黙し、「あかん、死んでもうたんやろか?」と思わせておいて、何の脈絡もなく突然激しくケイレンしたかのように暴れ出したりするようになりました。もちろん実際のエンジンの回転数とは全く関係なしにです。ついに覚醒と解放が始まったのか!? (; ・`д・´) タコメーターの誤作動の様子です。エンジンスイッチはONで、エンジンはかかっていない状態です。この写真の撮影データを調べてみましたら、露出時間は0.1秒でした。ということは、1300回転/分から6000回転/分まで0.1秒で上昇した事になります。F1の超高性能エンジンも真っ青のアクセルレスポンスです(笑)。 同じような症状を記録した動画がYouTubeにないかと探してみましたら、幾つかありました。 ◆BNR32 タコメーターがタコ踊り... - YouTube ◆ダンスを踊る熱血タコメーター 故障中 - YouTube ◆Dancing tachometer 踊るタコメーター - YouTube ◆BMW 318is M44 Rev Counter Issue - YouTube これら動画にあるように、popping的な感じで指示針が暴走していました。 ところでもちろんの事なのですが、「タコメーター」の「タコ」は8本足の海棲生物「蛸」とは全く関連はありません(笑)。 ▽▽▽▽▽▽ ここから内容が少し専門的 ▽▽▽▽▽▽ 「タコメーター」(tachometer)の「タコ」(tacho-)は古代ギリシャ語の形容詞ταχύς(tachus、タキュス)「(足などが)速い」あるいは名詞τάχος(tachos、タコス)「速度」から来ています。ですので、語学的に正確には「スピードメーター」の事を指す用語であるべきなのですが、間違ったまま自動車機械用語として定着してしまっているようです。多分、自動車が初めて世の中に登場し、まだ変速機が搭載されていなかった頃には、エンジンの回転数計がスピードメーターを兼ねていたので、そのままズルズルと名称を引きずって今日まで来てしまったのではないかと推測します。ちなみにUKでは「rev. counter」という名称が使われる事が多いようです。 △△△△△△ ここまで内容が少し専門的 △△△△△△ 今回の故障はエンジンの電子制御には全く影響していなかったようで、いつも通りに異常なく走行できていました。針の動きが面白いのでしばらくはそのまま修理せずに運転していたのですが、そのうちにちょっとウザったくなってきましたし(笑)、レッドゾーン手前まで回転数を引っ張るのにエンジン音だけを頼りにするのはさすがにちょっと不安でしたので、修理する事にしました。お金の節約のために自分でする事にしました。 ちょうどメーターの夜間照明の電球も切れていましたので、これも交換する事にしました。 まず、メータークラスター(meter cluster)を固定しているネジ(=ビス)を全て外します。このような、柄が太くて短いネジ回しが便利です。というか、これがないと作業できないかも知れません。 メーターを取り外す前にインターネットで分解手順をしっかりと調べました。非常に重要な事です。海外でも販売されていた車種ですので、諸外国の情報も検索して参考にしました。 どうやら、この車種においては、メーターを取り外すのに方向指示灯スイッチレバーやワイパースイッチレバーも外さないといけないようです。 取り外したメータークラスターです。 透明のアクリル樹脂カバーを外したところです。大きく3つのパートからなっています。 裏返して、タコメーターユニットを固定しているビスを外します。 ビスと電子基板との接触面が錆びて、電気的接触不良のために作動不良になるという場合もあるようなのですが、今回は違うようでした。念のため錆びの予防として潤滑油を綿棒で薄く塗っておきました。今回はクリンビュー601を使用しました。 メーターユニットを取り外したところです。インターネットで調べてみましたら、このユニットの新品を注文すると5万円以上もするようです。中古品でも3万円はするようです。なので、交換ではなく、自分で修理する事にしました。 回転数指示針を抜かなくてはならないのですが、その前に指示針を数値ゼロのところで受けるストッパーを抜きます。ピンセットで抜きました。抜いた勢いでどこかに飛んで行ってしまい、見付からなくなってしまうという事態も考えられますので、できれば大きなポリ袋の中でこの作業をしたほうがいいです。 次に指示針を抜くのですが、その前に重要な注意事項があります。修理が終わって、針を回転芯棒に再び挿し戻した時に正確な数値を指すように、指示針がストッパーより下に自然に落ちた位置、つまり指示針が左にいっぱい振り切れた位置に目印を入れておきます。このメーターユニットの場合は、製造過程で既に目印が入れられていました。一つ前の画像を参考にしてみてください。 そして指示針を抜くのですが、必ず針の回転中心の部分をひねりながら垂直に引き抜いてください。必ず「ひねり抜き」です。そうしないと回転芯の部品をゆがめてしまって直せなくなります。マイナスドライバーの先などで「こじり抜き」するのは絶対にダメです。ここも重要な注意事項です。 タコメーターの心臓部です。交差コイルの上に小さな制御基板が乗っています。今回の故障は、指示針がずっとゼロを指したり、突然暴れたり、正常に戻ったりしていましたので、原因は電気的接触不良で、接触不良の原因はハンダ割れではないかと推測しました。 目視ではどの半田が割れてしまっているのかという判断が付きませんでしたので、この基板上の半田付けを半田ごてで以って一つ一つ全て溶かし直しをしました。小さな基板ですので、かなり細かい、神経を使う作業でした。半田を少し足しながら作業しました。これで直ったかどうかは、メーターを元のように組み立てて、車のコネクターに接続して、エンジンを始動してみないと判りません。 メーターユニットを分解と逆の手順で組み立て、メータークラスターに組み込みました。 メータークラスターを組み上げる前に、切れていた照明電球の交換をしました。メータークラスター基板から電球ソケットを外します。少しひねれば外れます。 取り外した電球です。最近の自動車はLED(発光ダイオード)を照明に使用していますので、この部品は過去の遺物となりつつあります。 電球には光色を変えるためのゴム製カラーキャップが被せられている場合がありますが、これを再利用する場合には丁寧に外して取っておきます。慎重に作業しないと破れてしまう事があるのですが、もし破れてしまっても、イエローハットやオートバックスなどの自動車用品店や、大きめのホームセンターで手に入ります。このカラーキャップがなくても実用に問題はありません。以前と光色が変わってしまうのと、光量が少しだけ増えてしまうだけです。ただし、街路灯などが全くない暗い田舎道を夜に走る事が多い人は、光量が増えるとメーターの表示が眩(まぶ)しくなって、目が疲れやすくなる事があります。 電球、ソケット、カラーキャップの3部品に分解してみたところです。電球のガラスの内側が黒っぽく変色しています。フィラメントの素材である金属タングステンが蒸発して付着してできた物と思います。電球として寿命だったようです。この切れた電球のほかにも、既に点灯時間が長そうな電球を予防的に幾つか新品に交換しておきました。 3部品が乗っている白い台紙はホームセンターで買って来た新品電球のパッケージの裏です。ボルト数値とワット数値が一致する物を購入します。値段的には安いです。 電球とソケットの電気的接触部が錆びたために点灯しなくなっている場合もあります。その場合は接点を磨けば直ります。 アクリル樹脂製の透明カバーが、長年の拭き掃除の際に付いた細かな擦り傷の蓄積によって少し白く曇りがちになっていましたので、ついでに傷消し作業もする事にしました。 まずカバー表面の砂系の埃(ほこり)を完璧に拭き取ります。そして、これは私、草はみの秘伝なのですが、同病者の皆さんだけにお教えします、自動車用ボディー磨き研磨剤(コンパウンド)と、自動車用プラスチック部品ツヤ出し保護剤を1対1で混ぜたものをきれいな綿100%の布に付けて磨きます。今回は古いTシャツを切って使いました。まずは隅っこのほうで試し磨きをしてみて、様子をみてから全体を磨きます。今回は、武蔵ホルト製のHolts研磨剤0.2ミクロン超極細と、呉工業製のスーパークレポリメイトを使いました。 透明アクリルカバー表面の傷がすっかり消えて、メーターの表示が非常に見やすくなりました。長時間運転した時の目の疲れ方が全く違ってきます。腸粘膜の傷もこのように簡単にきれいすっかり消せればいいのですけどね(笑)。 \(^o^)/ やったー、タコメーターは正しく作動しました。やはりハンダ割れが原因だったようです。近所を少し走ってみましたら、レッドゾーン直前まできちんと針は動いていました。バックライトの照明も直っています。 実は先日、この車はめでたく【祝】二十歳を迎えました。エンジンはアタリがやっと付いてきて絶好調で、レッドゾーン手前までストレスなくきっちり回ります。サスペンションもだんだん角がうまく取れて来て、荒れた路面でも確実にアスファルトをつかむようになってきました。燃費も少しずつ伸びてきていますし、ハンドリングの正確さも衰えていません。まだまだ私と一緒に走って欲しいと思います。たのむで。
by pascor
| 2014-03-21 09:43
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