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記事にするのが遅くなって、おおよそ1年前の出来事ですが、串柿作りの叙情的風景で有名な四郷へ、2012年の秋に行って来ました。 四郷(しごう)地区は、和歌山県伊都(いと)郡かつらぎ町の北部にある幾つかの集落の総称で、三国山山頂(886m)を少し南側にくだった所にある標高500m前後の準高原地域です。南向き斜面で日当たりが良いという地理的特徴と、冬に冷たく乾いた風が背後の山から吹き下ろすという気候的特徴が良質な串柿作りに適しているそうで、400年も前から特産品として作られてきたそうです。串柿は全国に出荷され、縁起物としてお正月の鏡餅に添えて飾られます。 大阪から紀見峠(きみとうげ)を越えて和歌山県に入り、京奈和自動車道(=国道24号線のバイパス)へ橋本インターチェンジから入り、西へ進んで、とりあえず延長が完了している「紀北かつらぎインターチェンジ」まで走りました。この区間は現在無料です。 沿道にはススキがたくさん生えていまして、なかなか風情がありました。 信号がなく、インターチェンジから乗り降りする形式の快速な自動車専用道路ですが、残念ながら高速道路ではなく、制限時速は60km/時ですので、くれぐれもお間違いがないようにしてください。たまに軽トラックが時速45km/時くらいで前を走っている事がありますが、片側1車線で、しかも全区間追い越し禁止で、更にこのように中央線には追い越し防止ブロックが置かれていますので、絶対に追い越しはできません。そのような時にはあきらめて大人しく後ろをついて行ってください。 遅い車が後続車に前を譲るための車線も所々に設けられているのですが、遅い車がそちらの車線へ除けて前を譲ってくれる事は少なく、追い越す車がどんどん左側に設けられた譲り車線へ入って追い越して行く事が多いようです。ちょっと危ないです。お気を付けになってください。 国道24号線沿いにある「道の駅 紀の川万葉の里」へちょっと寄り道し、紀の川地方の名物である柿の葉寿司を弁当として買いました。写真は道の駅の土手から眺めた紀ノ川です。この日は空気が澄んでいました。 四郷へは、国道24号線の「笠田小南」(かせだしょうみなみ)交差点を曲がって県道125号線を北進するのですが、笠田小学校のすぐ近くにある「十五社(じごせ)の大楠」にちょっと寄り道してみました。笠田小学校のすぐ北にあります。周辺に車を停める場所はほとんどなく、国道沿いに場所を探して停めて、現地まで少し歩きました。笠田の街を歩いていますと、巨大なクスノキが一本視界に現れました。街中に一本だけ立っている木でした。 木に近づきますと、その大きさに圧倒されました。私が持っていますコンパクトデジタルカメラではとても全貌を収める事はできませんでした。 平成12年(2000)の環境庁による巨樹・巨木調査の際にこの十五社の大楠も調査され、幹周り13.4メートル、樹高20メートル、枝張り25メートルで、近畿地方では第1位であるという報告がなされたそうです。説明にあるとおり、この木は大きさと勢いで並外れていまして、一本だけで森の風格を漂わせていると言っても過言ではないと思いました。 幹に力があります。どうやら、元々あった幹が倒れるか切られるかして、その切り株から枝が出て、それら枝がこれらの幹になったという感じです。 大きな幹は、なぜか訪れる人に勇気を与えてくれます。 木の上のほうも撮ってみました。木のてっぺんのほうはよくは見えず、遥か上の、空に近い場所にあるように感じました。 地面には直径8mmくらいの黒紫色の楠の実がたくさん落ちていました。 県道125号線を北進して串柿の里へ向かいました。 「東谷」というバス停の所まで来ました。終点のバス停です。非常に天気が良かったです。中畑地区を見上げたところです。木々がそれぞれの色に美しく色づいていました。持っているカメラの光学望遠は3倍までしかありませんでしたので、うまく写らなかったのですが、双眼鏡で覗きますと、串柿が集落のあちらこちらに干されているのがここから見えました。 東谷バス停のところにあった「串柿の里 - ハイキングコース 四郷地区案内図(略図)」です。この地図には国道480号線の新道が描かれていませんので、ちょっと古くなってしまっているようです。最新版は↓です。PDFファイルをダウンロードする事ができます。 ◆かつらぎ町観光協会 串柿の里 四郷 ふるさとの原風景がここにある 公共交通機関を利用して行く場合は、かつらぎ町のコミュニティーバスが便利で安いようです↓。 ◆かつらぎ町観光協会 かつらぎ町コミュニティバス 中畑地区の串柿です。道の法面(のりめん)に柱を立てて、横棒を渡して、簡単な雨除けも付けた、串柿を干すための設備が道沿いにずっと続きます。 このように、斜面をコンクリートで造成して串柿を干すための場所を確保している生産者もいらっしゃるようです。遥か向こうに見えているのは神野(こうの)の集落です。 中畑地区から谷越しに遥か望んだ大久保(おおくぼ)の集落です。双眼鏡で覗きますと、柿畑に囲まれた集落の至る所に串柿が干されているのが見えました。良いカメラと良い望遠レンズがあれば皆さんにもその絶景をお見せできたのですが、残念です。 少し構図を工夫して撮ってみました。中畑地区に吊るされている串柿の頭越しに望んだ大久保の集落です。 道の両脇に吊るされている所もあります。串柿を干す吊し竿は、やはり木と竹で組まれた物に風情があります。どうやら杉の間伐材のようです。 堀越地区へやって来ました。この時期、四郷では、すごそうなカメラや三脚を持ったセミプロまたはプロらしきカメラマンをよく見かけます。 見事な紅葉と柿畑です。手前は全て柿畑で、柿の実が濁りのない太陽光線に照らされて見事に輝いていたのですが、直射日光が強過ぎて、私が持っているカメラでは色が白く飛んで写ってしまっており、何なのか分からなくなってしまっています。紅葉も、肉眼で見ると、多少の蛍光色を含んでいる感じで、この写真の10倍以上鮮やかでした。どれだけ素晴らしい光景だったかは、私の目の中だけにしまい込まれています。 この景色の場所に腰を下ろして昼食をとる事にしました。正面から受ける日光がとても暖かかったです。 来しなに道の駅で買った、紀ノ川地方名産の「柿の葉寿司」です。 柿の葉寿司をむいてみたところです。鯖の生寿司(きずし)を押し寿司にして、柿の葉でくるんだものです。柿の葉には多少防腐効果があり、葉に豊富に含まれるビタミンCが酸化劣化を抑止します。また柿の葉の風味がほんの少し寿司に移って美味しくなります。渋柿の葉を使うそうです。柿の葉は、食べても問題ないそうですが、普通は食べません。 この、個人商店が製造している柿の葉寿司は、脂がのった鯖を厳選して使っているようで、私の好きな味です。脂がのっているだけでなく、皮の下にたっぷりとコラーゲンを感じます。すべて手押しで、余計な防腐剤、添加物は一切使っていないそうです。原材料は「米・鯖・酢・砂糖・塩」のみという清さです。店主は「がんこ親父」と紹介されているようですが、気さくな方でした。商品製造においては頑固なのだと思います。 先ほど柿の葉寿司を食べた場所に「堀越展望台1km」という道しるべがありましたので、1kmなら、行きの登りは20分、帰りの下りは15分だなと予測して、行ってみることにしました。しかし遊歩道の傾斜は結構きつく、予想以上にかなりの時間がかかってしまいました。 展望台からの景色です。眼下には紀ノ川が東西に横たわっていました。写真は、真田昌幸・幸村親子の隠棲(幽閉)所として有名な九度山(くどやま)町のほうを見下ろしたところです。 展望台から堀越へ戻って来ました。堀越癪(しゃく)観音の本堂越しに見た堀越の集落です。境内のイチョウが黄色く鮮やかに輝いていました。 先ほど柿の葉寿司を食べた辺りを撮ってみました。この日当たりの良さは、まさにこの集落の自慢の宝の一つだと思います。 夕日に映える紅葉(こうよう)です。木の種類はよく分かりませんでした。葉の色は深紅から緑へと、見事なグラデーションでした。画面左の、もうすでに葉が全て落ちてしまっている木は枝垂(しだれ)桜かも知れません。桜の季節にもまたここを訪れてみようと思います。 神野(こうの)地区へも串柿を撮りに行ったのですが、堀越展望台への登り下りに予想以上の時間を費やしてしまい、神野に着いた頃には、日はすっかり暮れてしまっていました。干されている串柿を撮るには全く光量が足りませんでした。しもた。 柿を選別、洗浄、皮むき、串刺ししている作業所に灯りがついていましたので、一言断ってから写真を撮らせていただきました。皆さん黙々と作業をされていました。それなりに集中しないとできない作業のようで、おしゃべりしながらではできないようでした。このあとも夜遅くまで作業をするそうです。 むきたての柿の色が、みずみずしくてとてもきれいでした。 ということで、もっともっと串柿の写真を撮るつもりでしたが、日暮れとなってしまって撮れませんでしたので、後日、また四郷へ行きました。その時の様子は後編でご紹介します。 ↓ 『雑記_串柿の里、四郷2012_後編』
by pascor
| 2013-12-09 22:31
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