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microscopic colitis(顕微鏡的大腸炎)とは大腸の組織標本(生検)を顕微鏡で観察して初めて診断される大腸炎で、コラーゲン層形成大腸炎(collagenous colitis)とリンパ球浸潤大腸炎(lymphocytic colitis)の2つに大きく分類されています。両疾患ともクローン病や潰瘍性大腸炎ほどは重篤でないとされているようですが、主症状として長期にわたる頻繁で急な下痢があり、患者にとっては苦痛となります。 内視鏡での観察時に異常は基本的にはみられないとされていますが、腸壁に異常像がみられた例も少なからず報告されているようです。少量の粘血をともなったり、腹膜炎を合併したりする例も報告されているようです。そうなってきますと、潰瘍性大腸炎やクローン病と間違って診断を受けている人がいる可能性も出てきます。 顕微鏡的大腸炎は1976年にLindströmによって初めて報告されたそうです。男性より女性のほうが患者が多いとされ、60歳代に発症のピークがあるとされています。慢性で急性な水性下痢に悩まされていると訴える患者に大腸内視鏡をしても画像的には異常はみられないが、採取した生検を顕微鏡で観察すると異常がみられることを特徴とする疾患とされています。しかしながら、大腸内視鏡画像に部分的な赤発や、ソーセージの皮が裂けたかのような独特な縦走潰瘍がみられることもあるようで、特に日本でそのような報告例が多いようです。 顕微鏡的大腸炎には自己免疫疾患的な一面もあると推測されているようで、関節リウマチなどを併発している人が少なからずいるようです。 また、発症に ◆プロトンポンプ阻害剤(PPI)(それらの中でも特にランソプラゾール)、 ◆NSAIDs(非ステロイド系抗炎症剤)、 ◆喫煙 なども関連しているとされているようです。 顕微鏡的大腸炎の発症の原因として疑われている薬剤を様々な論文から拾ってみますと、プロトンポンプ阻害剤(PPI)、NSAIDs(非ステロイド系抗炎症剤)、ラニチジン(H2ブロッカー系胃酸分泌抑制剤)、チクロピジン(抗血小板剤)、カルバマゼピン(抗てんかん薬)、フルタミド(アンドロゲン受容体拮抗薬)などがあるようです。 プロトンポンプ阻害剤(PPI)とは、胃壁細胞が持つ「プロトンポンプ」という機構の働きを邪魔する薬剤です。プロトンポンプは胃酸分泌に関わっている機構です。胸焼けや消化性胃潰瘍という症状に対して、胃酸分泌抑制の目的でプロトンポンプ阻害剤は処方されます。登録商標名としまして オメプラール(薬剤名:オメプラゾール)、 オメプラゾン(薬剤名:オメプラゾール)、 タケプロン(薬剤名:ランソプラゾール)、 パリエット(薬剤名:ラベプラゾールNa) などがあります。潰瘍性大腸炎やクローン病におきましては、ステロイド剤を服用した時に副作用として起こる事がある胃壁の荒れを防止するために、このプロトンポンプ阻害剤がステロイド剤と同時に処方される事がよくあります。 NSAIDs(非ステロイド系抗炎症剤)とは、ステロイド剤以外の解熱・鎮痛・消炎剤の事を指し、代表的な登録商標名としてボルタレン、バファリン、ロキソニンなどがよく知られています。副作用として胃や腸の粘膜を荒らす事がある事が知られています。 顕微鏡的大腸炎の発症に関しまして、胃酸分泌抑制剤の一系統であるプロトンポンプ阻害剤(PPI剤)の服用が原因となっているのではないかという報告が結構多いようでして、プロトンポンプ阻害剤の中でも特にランソプラゾール(商標名:タケプロンなど)が原因となっているのではないかという報告が多いようです。ランソプラゾールを服用していて顕微鏡的大腸炎を発症した場合、ランソプラゾールを中止するか、ほかの種類のプロトンポンプ阻害剤に代えるか、別の系統の胃酸分泌抑制剤であるヒスタミンH2受容体拮抗薬に代えるかすると、多くの例で間もなく治癒しているようです。 ところでなのですが、我々潰瘍性大腸炎やクローン病患者の中にも、ランソプラゾールを飲み続けているために寛解しないという例があるやも知れません。 ▽▽▽▽▽▽ ここから内容が少し専門的 ▽▽▽▽▽▽ 「顕微鏡的大腸炎」は現在のところ大きく2つに分類されているようでして、大腸内視鏡検査の際に採取した生検(=生の組織標本)を染色液で処理して病理学的に顕微鏡で観察した際に、大腸壁の表面に1列に並んでいる大腸上皮細胞のすぐ下にあるコラーゲンの層が通常より厚い場合は「コラーゲン層形成大腸炎」、大腸の粘膜に白血球の一種であるリンパ球がたくさん侵入しているのが観察される場合は「リンパ球浸潤大腸炎」と病名がつけられているようです。 ちなみに、コラーゲンは結合組織を構成する主要成分の1つで、タンパク質に属し、人間の体を構成するタンパク質のうちの3割を占めるそうです。特に皮膚に多く存在し、弾力性を保つ役割などをしています。コラーゲンを軽く熱分解したものが食材のゼラチンです。 スペインのレオン病院で実施されたレトロスペクティブ試験(=カルテ上の過去の記録からデータを集めて行なう分析)の報告が出されています。病院で治療した18人の患者について分析しています。年齢、性別、喫煙歴、投薬歴、便培養、大腸内視鏡、生検所見、治療内容などが表にまとめられています。参考のために以下に概要を紹介したいと思います。 ◆Colitis colagena. Estudio clinicopatologico de 18 casos. (スペイン語) de la Iglesia Fanjul I, de Castro Losa MR, Izquierdo Garcia F. Rev Clin Esp. 2007 Sep;207(8):394-8. <論文要約 Pub-med> (英語) <無料全文.pdf> (スペイン語) ▽▽▽▽▽▽ ここから論文の概要 ▽▽▽▽▽▽ レオン病院において1999年から2003年末までの間に顕微鏡的大腸炎と診断された18例を分析の対象とした。レオンはスペインの近代的都市で、住人数は36万人である。1年間あたりの発症率を計算すると、1.25人/10万人だった。患者の年齢の平均は66.7歳で、44歳から81歳の範囲だった。男女比はおおよそ半々だった。 非ステロイド系抗炎症剤(NSAIDs)の漫然使用が46.6%に、 ランソプラゾールの日常的使用が42.8%に、 喫煙の前歴が41.6%に、 自己免疫性疾患の合併が30.7%に 見られた。 合併していた自己免疫性疾患の内訳は、 関節リウマチが2人、 自己免疫性・甲状腺機能低下症が5人、 慢性萎縮性胃炎が7人、 強直性脊椎炎が16人 だった。 顕微鏡的大腸炎に対する治療としてメサラジン(日本での商標名: ペンタサ、メサラジン、アサコール)を投与した3人のうち2人において良好な反応がみられた。ブデソニド(ニューステロイド系の薬剤)を投与した2人のうち2人ともにおいて良好な反応がみられた。 便培養や臨床分析値には異常がなかった。大腸内視鏡による観察では、或る程度の紅斑がみられる事があり、またポリープや憩室形成が27.7%でみられた。 内視鏡検査の際に採取された組織片(=生検)を顕微鏡で観察した結果、 ◆腸壁組織表面の上皮細胞の平坦化や空胞化、上皮細胞の欠損、陰窩(crypt)構造の小規模なゆがみがみられた。 ◆上皮細胞の下側にあるコラーゲン基底膜の厚さは15から50マイクロメートルの範囲であった。18人のうち14例が20マイクロメートル以上であった。 ◆粘膜固有層について、15例でリンパ球とプラズマ細胞(形質細胞)の、残りの3例でわずかなプラズマ細胞の浸潤がみられた。全18例で好酸球の浸潤がみられた。 ◆急性炎症が観察されたものは少なく、遊離多形核白血球(=好中球)がみられたのが4例、また、小規模な陰窩膿瘍がみられたのが1例だけだった。 ◆表面の上皮細胞へは全例においてリンパ球の浸潤がみられたが、全例においてプラズマ細胞の浸潤はみられなかった。 △△△△△△ ここまで論文の概要 △△△△△△ △△△△△△ ここまで内容が少し専門的 △△△△△△ 【そのほかの情報源】 ◆腹膜炎で発症し,大腸内視鏡検査にて地割れ潰瘍を呈したランソプラゾール関連膠原線維性大腸炎の1例 (日本語) 日本大腸肛門病学会雑誌 62(8), 527-533, 2009-08-01 <論文要約> (日本語) <無料全文.pdf> (日本語) ◆Collagenous colitisはPPI特有の合併症か? (日本語) ◆ランソプラゾール起因性Collagenous colitis の1例 (日本語) ◆特異な内視鏡所見を呈したCollagenous colitisの一例 (日本語) ◆Collagenous colitisの臨床症状と内視鏡所見について (日本語) ◆副作用モニター情報:【321】タケプロンOD錠(ランソプラゾール)による腸炎(下痢) (日本語) ◆Colite lymphocytaire associee a la prise de lansoprazole. (フランス語) Ghilain JM, Schapira M, Maisin JM, De Maeght S, Piron A, Gerard R, Henrion J. Gastroenterologie Clinique et Biologique, Vol 24, N° 10 - novembre 2000, p. 960. ◆Lansoprazole-associated collagenous colitis: Diffuse mucosal cloudiness mimicking ulcerative colitis. (英語) Mitsuro Chiba, Takeshi Sugawara, Haruhiko Tozawa, Hidehiko Tsuda, Toru Abe, Takuo Tokairin, Iwao Ono, and Eriko Ushiyama. World J Gastroenterol. 2009 May 7; 15(17): 2166-2169. ◆Linear mucosal defects: a characteristic endoscopic finding of lansoprazole-associated collagenous colitis. (英語) Nomura E, Kagaya H, Uchimi K, Noguchi T, Suzuki S, Suzuki M, Onodera H, Tateno H. Endoscopy. 2010;42 Suppl 2:E9-10. Epub 2010 Jan 11. ◆Lansoprazole-associated collagenous colitis: unique presentation, similar to ischemic colitis. (英語) Yusuke H, Jun T, Naotaka M, Yuichi T, Yutaka E, Kazuaki I. Endoscopy. 2009;41 Suppl 2:E281-2. Epub 2009 Oct 28. ◆Microscopic colitis associated with exposure to lansoprazole. (英語) Hilmer SN, Heap TR, Eckstein RP, Lauer CS, Shenfield GM. Med J Aust. 2006 Feb 20;184(4):185-6. ◆Microscopic colitis associated with lansoprazole: Report of two cases and a review of the literature. (英語) Authors: Chande, Nilesh; Driman, David Source: Scandinavian Journal of Gastroenterology, Volume 42, Number 4, 2007 , pp. 530-533(4) <論文要約.html> ◆Lymphocytic Colitis Associated with Lansoprazole Treatment. (英語) Zahide Simsek, Hakan Alagozlu, Candan Tuncer and Ayse Dursun. Current Therapeutic Research, Volume 68, Issue 5, September-October 2007, Pages 360-366. <無料全文.html> ◆Lansoprazole-associated microscopic colitis: a case series. (英語) Robert D. Thomson, Lisa S. Lestina, Steven P. Bensen, Arifa Toor, Yogesh Maheshwari and Nora R. Ratcliffe. The American Journal of Gastroenterology, Volume 97, Issue 11, November 2002, Pages 2908-2913. <論文要約.html> ◆顕微鏡的大腸炎、コラーゲン層形成大腸炎、リンパ球浸潤性大腸炎の掲示板: Discussion and Support Forum for Collagenous Colitis, Lymphocytic Colitis, Microscopic Colitis, and Related Issues (英語)
by pascor
| 2010-08-05 21:12
| 両疾患共通
|
Comments(2)
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by
ちーず
at 2010-08-08 13:07
x
草はみさん、はじめまして。
私の夫がUCで昨日入院しました。 発症してから5年、フレアアップしては入院、落ち着いてしばらくするとまた出血、止まらず入院を繰り返してます。 彼の場合は夏場になるとダメなんですよー。 現在は夫の実家のあるアメリカで生活しており、 日本とアメリカの治療法も、薬も、食事制限も違うので、 戸惑っております。 本人はいよいよもって大腸全摘出を考えております。 日本語で世界のIBD状況が読めるサイトを見つけて、 うれしく思います。 これからも興味深く読ませていただきます。 ありがとうございます。
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草はみ
at 2010-08-08 21:40
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ちーずさん、はじめまして。
ご主人さんが入院されたそうで、ご心配だと思います。 アメリカ合衆国で潰瘍性大腸炎の治療で有名な病院や医師にかかろうとするとかなりのお金がかかると聞いています。 世界のIBD情報を日本語にして日本の患者の皆さんに紹介するだけでなく、本当は、日本独自のIBD情報を英語等にして世界に発信するという事もしなければならないのですが、なかなか出来ていません。 最近、大草医師をチーフとする研究チームによる「ATM療法」、つまり「フソバクテリウム・バリウム除菌療法」の大規模治験の報告論文がAmerican journal of gastroenterologyという有名な医学論文専門雑誌に掲載されました。 http://www.thedoctorschannel.com/video/3068.html あと、中国伝来の伝統生薬(Chinese traditional medicines)の1つである青黛(natural indigo)による治療が広まりつつあります。
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